どちらも米社債が米国債に上乗せする利回りを測ります。ハイイールド・スプレッドは投資適格未満(BB+ 以下)、投資適格スプレッドは BBB− 以上の社債が対象なので、ハイイールドの方が水準が高く、投資家がデフォルトリスクを見直すときの振れも大きくなります。2026-10-13時点のハイイールド・スプレッドは316.0 bps、投資適格スプレッドは83.0 bpsで、差は233.0 bpsです。
| ハイイールド・スプレッド | 投資適格スプレッド | |
|---|---|---|
| 何を測るか | 米ハイイールド(投資適格未満)社債が米国債に上乗せする利回り。オプション調整後。 | 米投資適格社債が米国債に上乗せする利回り。オプション調整後。 |
| 何で動くか | 信用力の低い企業のデフォルトリスクに対する投資家の評価。業績、デフォルト率、リスク選好、資金フロー。 | 格付けの高い企業の信用リスクの評価、新発債の供給、保険会社・年金基金・海外投資家の需要。 |
| 更新頻度 | 日次(営業日) | 日次(営業日) |
| 単位 | ベーシスポイント | ベーシスポイント |
| 最新値 | 316.0 bps(2026-10-13) | 83.0 bps(2026-10-13) |
| 1年間の変化 | -2.0 bps | +2.0 bps |
| DLI での役割 | 入力(「信用 / 仲介」グループ) | 入力ではない(参考表示) |
| 出典 | FRED · BAMLH0A0HYM2 | FRED · BAMLC0A0CM |
スプレッド差(ハイイールド − 投資適格) 233.0 bps(2026-10-13) · 1年間の変化: -4.0 bps
本ページで2系列から算出した表示用の値。
2本の線は同じ軸・同じ単位で描いています。 本ページのデータは2023-10-16から。
どちらも ICE BofA 指数のオプション調整後スプレッドで、同じ方法、同じ国債カーブで算出されます。そのため景気、リスク選好、クレジットファンドへの資金流入といった同じ要因に反応し、たいていは一緒に拡大・縮小します。
違いは感応度です。投資適格の発行体はめったにデフォルトしないため、スプレッドは主に資金調達環境と新発債の供給で動きます。ハイイールドの発行体ははるかに多くデフォルトするので、スプレッドにはデフォルトリスクが多く含まれ、売りが広がる局面では数倍の幅で動きます。
信用力の低い借り手から始まるストレスは、まずハイイールドに表れます。2015〜16年は原油安が、ハイイールド市場で大きな比重を占めるエネルギー企業を直撃し、ハイイールド・スプレッドは投資適格よりはるかに大きく拡大しました。2020年3月は両方がそろって急拡大しました。
投資適格スプレッドが単独で動くこともあります。大量の新規発行や、保険会社・年金基金・海外投資家の需要の変化がその例です。
2026-10-13時点の差233.0 bpsは、本ページの2023-10-16以降の期間で78%の日より広い水準です。